作業手順や作業で大切なこととは?

コーディングの仕事を受けた場合には、あらかじめ作成されたデザインを元にマークアップ言語を駆使してWeb上で閲覧できるようにしたり、細かい部分の修正をしたりします。
コーディングの作業に欠かせない言語はHTMLとCSSです。HTMLはコンピューターが文章を分析出来るようにするための言語で、CSSは文章の表示やデザインなどを指定します。動きのないWebサイトのデザインなどではこの2つの言語だけでコーディングできるのですが、複雑な動きを加えるときにはJavaなどの他の言語も必要となります。

作業の手順は、まず仕様の確認です。Webサイトを公開する予定のサーバーで使える技術を確認し、CMSの導入をするのか考えます。公開してからも作業をしたり、メンテナンスが手軽に出来るようにサイトの設計をするのです。
サイトの設計をしている時点でどのような言語が必要で、どのくらい知識が必要なのか調べておきましょう。自分の能力や技術に足りない部分があったら、勉強しなければなりません。
そして必要に応じてデモサイトなどを作ります。クライアントへの説明や技術の確認などに使うのです。

また自分一人でコーディングをする場合はルールを細かくする必要はありませんが、複数人で作業するときには記述がバラバラにならないようにある程度ルールを決めておくことも大切です。途中で人を増やしても新しいメンバーがすぐに作業に入れるように、きちんとルールを決めておきましょう。ルールを決めずに作業してしまうと、後々メンテナンスを行うときに時間がかかったり、拡張ができなかったりといった不都合が生まれてしまうからです。